支援 | 2016年04月29日 | 12,123 views | Posted by harnya
はーにゃです
必要な子に届きますように・・・
「障害者差別解消法」が施行されたこと
支援校高等部での就学奨励費でのICT機器購入の対象学年が今年度から「全学年」となったこともあり、
ご質問されることが増えてきました。
特別支援学校在学中の生徒は
iPadなどのICT機器を購入するための補助として5万円まで援助される場合があることをご存じですか?
しかし実際には学校側からの説明が一切なく
申請書類も配布されないことも多いようです。
そろそろ一回目の提出期限ですね。
就学奨励費のICT機器購入は
特別支援学校高等部在学中のお子さんのための制度で
学校での授業に必要と認められれば
「所得に関係なく」5万円まで援助されます
うちはすでに補助を受けて息子はiPad miniを購入し
毎日学校へ持参し、コミュニケーション、学習のツールとして活用しています。
ろう学校等では当たり前に説明があり、当たり前に申請書類も配布されているようですが、対象のはずの知的障害の子のための特別支援学校では配布されない学校の方が多いように思います。
近隣の支援校数校の保護者にリサーチしたところ、今のところ
配布されず、説明もない学校 多数
配布され、きちんと説明された学校 1校
でした。
学校側に確認しても
学校が授業に必要と判断してICT機器を予算で購入する
ことと
就学奨励費で生徒が自分の端末を購入し補助金を受ける
の違いが不明確になっている担当の方も多そうだと感じています。
就学奨励費ですから、
「学校生活で必要な物を個人で買う」物に対して支払われる補助金です。
つまり、靴やカバン、体操服と同じです。
中には
「購入はできますが、学校で保管して持ち帰らないように」
と言われたケースも耳にしました。
昨年、我が家の事例として毎日新聞にご紹介いただいた記事とブログ記事を貼っておきます。
よろしければご参考になさってください。
是非、ご存じない保護者の方がいらしたらシェアしてください。
キートン・コム ブログ記事「就学奨励費を使ってICT機器(iPad)を実際に購入してみたお話」
毎日新聞
毎日新聞 その2