支援 | 2014年12月01日 | 19,855 views | Posted by harnya
はーにゃです。
発売当初から気になっていたKING JIMの「デジタル耳せん MM1000」を試してみましたのでレビューします。
まず、購入前にどこかで試せないかと近くの電気店などを見て回ったのですが残念ながら見当たらず、
「えいや!!」
っと購入してしまいました。
この商品の特徴はざっと以下の通り
- 単四電池で作動(電池一本で60~100時間程度動作可能)
- ノイズキャンセラ専用(「音楽を聞く」などのイヤホン機能はなし)
- BOSEなどの高価なノイズキャンセラヘッドホン等と比べるとかなりの安価(実勢価格4000円台)
発売当初は自閉症の息子達にどうかと思っていたのですが、ここ数か月私自身に聴覚の疲れが出ていました。
我が家にはアナログのイヤマフ2個とノイズキャンセラのハイエンド機種であるBOSEの「ノイズキャンセリングヘッドホン QuietComfort3」もあり、息子たちが使っています。
たまに私もそれを試してみたりしているのですが、自分用にもコンパクトな物が欲しいと思って今回の購入を決めました。
【外観】
本体の大きさが6センチ四方くらいで手のひらに収まります。
イヤホンのコードの長さは85㎝で’Y型(左右が同じ長さのタイプ)
右耳用と左耳用に「R」と「L」の表記がされています。
コードは本体に巻いて収納できるようになっていて、コードクリップもついています。
イヤホンの耳にあたる「イヤピース」はXS、S、M、Lの4種類が付属していて、購入時にはMサイズが装着されています。
本体の角にはストラップホールがついていますので、お好きなストラップをつけることも可能です。
【操作】
本体裏のフタを開けて乾電池をセットしたら即使用可能です。
本体についているスイッチでノイズキャンセラ機能をONできます。
【使用してみて】
まず家の中で使ってみました。
最初
「え?ほとんど変わらない」
と思ったのですが、きちんと耳の中に納まっていなかっただけのようで、装着しなおしたら
スー・・・・
っとまわりのノイズが消えました。
その日はちょうどあいにくの天気だったので室内干しした洗濯物に扇風機の風をあてていました。
その音がほとんど聞こえないくらいまで軽減。
家族の話し声や歓声、奇声は聞こえますが頭にひびくような周波数はカットされるようでかなり耳が楽です。
また外の車の音なども軽減。
その後、駅前のショッピングセンターへ行った時に混雑するスーパーのレジ前で装着。
これもかなりの変化を感じました。
店内のアナウンスや人の話し声などは聞こえますが、その他のノイズが消えるのでザワザワ感がかなり軽減しました。
それから息子と一緒にダンスサークルへ。
その会場は密閉度の高い部屋で音も反響しやすい感じの空間です。
かなり期待して装着。。。
う~~ん、これに関しては劇的な変化ではありませんでした。
音楽や人の声、拍手の音、反響した声
これらに関してはそれほどの効果は感じられませんでした。
でも高い音は軽減するのでやや耳は楽でした。
続いてショッピングセンター内のフードコートへ。
こちらでもたくさんの人が食事をしているのと、近くのラーメン屋さんからは調理している際に生じる色々な音も聞こえてきます。
それがかなり小さくなり、無音になるわけではないですがかなりクリアな音の世界になるイメージでした。
個人的な感想ですが、BOSEのヘッドホンとの比較をまとめてみます
- 充電式ではないので、電池切れになっても外で電池を買って使うことが可能
- ヘッドホンよりコンパクトなので持ち運びも楽
- 安価
- 手元でスイッチのON/OFFができる
- イヤホンタイプなので目立たない
- イヤピースのサイズが4種類あるので大人から子供まで自分にあったサイズで使用できる
- 耳に入れるイヤホンタイプなので長時間はちょっと耳が痛くなるかも
- 乾電池タイプなので電池代がかかる
- 使っている間は通常の音楽を聞くためのイヤホンは使えない
- 本体にクリップがないのでポケットに入れておく等しかできない
一日使ってみた個人的な感想は
「かなり良いコストパフォーマンスかも」
ということです。
BOSEのノイズキャンセラヘッドフォンと比べてもノイズを消す機能は正直遜色ないくらいに感じました(あくまで私個人の感想ですが)
カフェで仕事をする時、混雑する街中など今後活躍してくれそうです。
- デジタル耳せん MM1000 – KING JIM商品紹介ページ