自分のこと、家族のこと。

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お知らせ | 2011年08月08日 | 7,928 views | Posted by vochkun

 こんにちは vochkun こと三宮直也(さんぐうなおや)です。今日は私自身と私の家族を簡単に紹介しようと思います。

 私は約15年ほどIT業界に身を置きまして、Webサイト開発、携帯アプリ開発、ゲーム開発など結構いろんな事をやってきました。

 私には2人の愛すべき息子がいますが、いずれも自閉症スペクトラムという障害を抱えています。長男が3歳のときに「小児自閉症」と診断されたとき以来、これまでにABA/VB、OTなど様々な療育をおこなってきました。

 …と偉そうなことを書いてますが、正直いうと療育を含め子育て全般に関しては、これまで妻に任せっきりだったのが実情で、このままではイカン!もっとパパがんばれ!ということで、2011年春に3年務めた会社をスッパリ辞めまして、いまは自宅で仕事をしながら子育てのサポートをしているという毎日を送っています。

私の家族紹介

■ぼっちパパ(私)

 プログラマー兼自宅警備員。得意言語は、PHP、Java、Ruby、Objective-Cなど。日本語も一応できる(英語も勉強中!)。ETIC.さんによるソーシャルベンチャー・スタートアップマーケットの2期生。Twitter: @vochkun。プロフィール詳細はこちら

■はーにゃ(嫁)

 療育に関する知識がすごい。格闘家でもあり、障害児を対象とした空手教室もやってる。理論的にも物理的にもパパ勝ち目なし。Galaxy Tabを所持し、Androidに詳しい。

■ぼっち(長男12歳)

 典型的な自閉症で現在は特別支援学校中等部に通う。素直でマジメなのが取り柄だが、奇声をあげるなど問題行動も多い。スケボーや最近始めたボルダリングなど体を動かすことが得意。のび太君タイプ。

■ゆっぢゅ(次男4歳)

 正式な診断名は広汎性発達障害(PDD)だが、言語や認知能力が高く、診断する先生によっては高機能(アスペルガー)と言われることも。家では口達者でとにかく偉そう。また、妻から受け継いだ恐るべき格闘センスを持つ驚異の4歳児。まさにジャイアン。しかし内弁慶なので園などでは大人しい。若い女性が好きで街で見かけた女子高生によく声をかけている。

これまでの活動について

 2003年に妻とともに練馬自閉症育児サークル「ゆいまーるラボ」を設立し、私たちと同じように発達に遅れを持つお子さんとそのご家族といっしょに、リトミック教室、空手教室、親子キャンプなどの活動をおこなっています。

 こういった地域に密着した活動は子どもたちや家族にとって、とても大切な事なので今後も続けていきたいなーと思っていますが、一方で日本中には同じような悩みと苦労を抱えている人たちが沢山いるのも事実です。

 日本だけでなく世界的にも発達障害児の出生率が年々上昇しており、いまでは120人に1人の子どもが何らかの発達障害(ADHD、LD、自閉症など)を抱えているとも言われています。

 そこで、私の専門分野でもあるICTと、これまでおこなってきた療育に関する知識をミックスさせることができれば、「世界中の多くの子どもたちに、学びの機会と生活支援の仕組みを提供することができるのでは?」と思いたちました。

 というわけで、最近の私の活動は、iPhone/iPad/Androidなどの携帯端末を活用した発達障害児のための福祉アプリの開発、幼児・児童向けの知育アプリの開発に取り組んでいます。

 まだまだ色々模索している段階ですが、今後とも何卒よろしくお願いします!

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