第2回ヴァラエティ・カフェ in 大和市に参加してきました!

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活動レポート | 2011年11月05日 | 6,921 views | Posted by vochkun

 10月29日に大和市保健福祉センターにて第2回ヴァラエティ・カフェがおこなわれました。

 いちおう私も推進委員の一人なので、次男のゆっぢゅといっしょに練馬から電車に乗り継いで参加してきました。

 第2回目となる今回は、発達に遅れがある子どもをお持ちの保護者を中心に約40名の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました!

カフェ前半:解説プログラム

 臨床心理士で大和市こども部保育家庭課の五味純子さんから「発達障害と子育て」をテーマにお話いただきました。

 とても分かりやすく参考になるお話ばかりだったのですが、中でも印象的だったのが「子育てにおいて『普通の子』を目指そうとしないでください」という部分。

 普通の子(つまり定形発達の子)を目指すということは、どうしてもその子が苦手としている部分に目が行きがちになり「あれが出来ない、これも出来ない」といった否定型の子育になってしまうので、それよりも本人が好きなこと・得意なことを見つけて伸ばすようにしていきましょう、ということですね。

 続いては、大和市自閉症児・者親の会の藤森省吾さんから父親の立場から自閉症児の子育て体験談をお話いただきました。

 藤森さんがおっしゃっていたのは、夫婦だけで悩みを抱え込まず、同じ悩みを持つ保護者や専門家が集まる場(勉強会、講演会、飲み会など)に積極的に顔を出して、理解者や支援者をどんどん増やしていってください!というものでした。

 また、自閉っ子との生活は、うまく教えることができたときの喜びなど、感動の連続ですよ、ともおっしゃっていた藤森さん。まさに父親の鏡ですね。私も見習いたいと思います。

 子育てをする上での心構えとして「決してあせらず、無理せず、諦めず、じっくりと楽しみながら」という部分は五味さんと藤森さんともに共通していたんじゃないかと思います。

カフェ後半:懇談会

 後半は小グループに別れての懇談会です。私は未就学児の保護者が集まるグループのファシリテーターとして参加しました。

 こういった役回りは不慣れなのですが、過去の反省から、なるべく皆さん平等に発言してもらいたいということで、一人ひとりの持ちタイムを決めて、自己紹介と悩みを発表してもらうことにしました。

 皆さんから悩み事をたくさん出してもらったのですが、大きくわけると、1)園や家庭生活に関する悩み(問題行動の対処や療育の進め方など)、2)兄弟や周囲の人との関係について(兄弟児とのかかわり、周囲の人への告知と受容など)、3)進路の悩み(支援級 or 普通級、小学校ではどういった支援が受けれるかなど)という感じになりました。

 1時間という限られた時間の中だったので、やや尻切れトンボのようになってしまいましたが、先輩保護者として参加していただいた藤森さんの奥様から大和市の事情を踏まえた上で具体的なアドバイスいただき大変助かりました。

 困ったときに相談できる人が身近にいることは大切なことですので、ヴァラエティ・カフェをそういった人たちとの出会いの場として活用していただければと思います。

おまけ:一方そのころ…

 パパと次男がヴァラエティ・カフェに参加していた丁度その時間、嫁とぼっち(長男)は横浜にあるクライミングジムでボルダリングのスクールに行っていました。

 参加するのは2回目ですが、今回は天井まで登れるようになったらしい!

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