スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年09月20日 | 15,252 views | Posted by harnya
お久しぶりのはーにゃです
iPhone5の予約が始まりましたね。
私のまわりのママ友も「予約した~!!」という方が何人かいて
iPhone4sの時と比べても、また一歩スマホが浸透してきたな~と思っています。
でも予約後
「よく考えたら何だか私にはもったいないかも」
「予約キャンセルしちゃった」
なんて声も聞こえてきて、家計を預かる主婦の皆さん、やっぱり冷静だな~
と感じています。
とりあえずiPhone5については置いておいて・・(^-^;
今回はスマホを選ぶ際にどのような点を重要視すべきなのかを
「主婦目線」
で考えてみたいと思います。
端末代実質0円の裏側
道を歩くと
「端末代実質0円」
とうたわれることが多い最近のスマホですが、その「0円」には裏があるというのは、ほとんどの方が感じているかと思います。
そうです、裏があるんですよね。
知っている人にはとっくに裏でも何でもないと思いますが。
端末代が0円でも、ほとんどの場合、0円にするためには毎月の料金プランをこれにしなければならないという条件があり、その金額があんまり主婦的にお安くありません。
よく言われる「2年縛り」が設定されていることも多く、その期間、決して安くない料金プランの額を払い続けると結局思わぬ金額になるという仕組みなわけです。
毎月の金額を考えてスマホデビューをあきらめる?
せっかくスマホを買っても、思ったより毎月お金がかかる。
できるだけ安い方のプランを選んだとしても上限額を気にしていたら、外でネット接続を思うように活用できないわけです。
何だかスマホを持っていても制限があって不完全燃焼、、、な感じになってしまいます。
「やっぱりスマホ、そんな金額払うほど使わないし、考えてみるとそれほど必要じゃないから私いらない。ケータイでいいや」
と既存のケータイに機種変更。なんてケースも多いのではないでしょうか?
2台持ちってとっても主婦向け?
私はドコモユーザですが、実は既存のケータイ(フィーチャーフォン、ガラケー)と7インチのタブレットの2台を持ち歩いています。
ドコモのSIM(ケータイにささっている小さなカード)はケータイの方に挿して使い分けています。
そのケータイの方の使用目的は
・電話の発着信
・ドコモのメール(キャリアメール)の送受信
・一部のクーポン等の使用
・写真の撮影
・おさいふケータイ
です。ま、普通ですね(^-^)
ケータイではiモード接続でweb閲覧などはほとんどしません(クーポンくらいかな)
一方スマホ(厳密には7インチタブレットですが)の使用目的は
上記の
・おさいふケータイ
以外の機能をすべて使っています
その他に
・webの閲覧
・動画の視聴
・スカイプでビデオ通話
・クラウド
・LINEなどのチャット
・息子のGPS検索
・マップの閲覧
・スケジュール管理
・ブックリーダーとして読書
・ゲーム(笑)
・子供のためのアプリ
などなどなどなど・・・・
まだまだたくさんの機能を使っています。
この2台持ち、実は2台合計でも月々2500円くらいで済んでいます。
使い方によっては2000円以内にすることも可能だと思います。
そのカラクリは・・・
2台持ちのカラクリ
1.ケータイは普通に契約したSIMを使用
私のケータイの契約は既に2年縛り等もありません。
そのため料金プランは自由に選べます。
現在選んでいるのは
ドコモの
タイプシンプルバリューというプランです
です。
ケータイで通話するのはファミリー割引を設定している家族がほとんどな私にはこのプランが最適で、メールはし放題なのも良いです。
撮影した写真などもメールが無料なので自分のGmail宛にガンガン送ったりしています。
細かい料金は書きませんが、色々と割引も設定し、このケータイの使用料が毎月1000円前後で済んでいます。
家族以外とのケータイでの「電話」は着信がほとんどで、発信は通話料が断然安い「050PLUS」というサービスをスマホで使っています
2.スマホはMVNOを使用
スマホ(タブレット端末)の方にはIIJmioというMVNOのSIMを使っています。
MVNOは無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者のことなんですが、私が使っているIIJmioはドコモの回線を借りてサービスを提供しています。
???という方も もうちょっと我慢して読んでください(^-^;
つまり、簡単に言えば、IIJmioのSIMを契約すれば、ドコモ網が使えるわけです。
MVNOの事業者は増えていて、
うちは2人合わせても一か月1GBで十分な感じです。
それに、このプランは1GBを超えても128KBという低速にはなりますが、ネット接続が継続できるのも魅力です。
今はこういうプランがいくつもあります。
日本通信のPairGBというプランは同じような料金でSIMは2枚、データ容量は2GBまで使えるようです。
SIMは一枚でもいいし、低速でもいいからとにかく安いのがいいというなら
DTIのServersMan SIM 3G 100というサービスだと低速ですが、何と使い放題で490円というプランもあります。
我が家のように家に帰れば光回線やADSL回線が引いてあるような方で、外ではmixiやFaceBook、Twitter、web閲覧くらいしかしない人ならこのプランでも十分と感じる人も多いかもしれません。
逆に家にネット回線がなく(もしくはいっそなくして一本化したい)家の中も外も一本化したい場合は速度やデータ量も重要になるでしょう。
iPhoneやMVNOに対応していない端末を使うには
とここまで書いておいて話を戻しますが、実はMVNOを使える端末は限られています。
ドコモ網を使用している会社のSIMは基本的にドコモの端末で使用可能なことが多いです。
しかし、iPhoneはSIMロックがかかっているので残念ながらそのままではMVNOのSIMが使えません。
でも「WiFiルータ」を使えば可能です。
WiFiルータとは、あのポケットサイズの回線らしき、あれです(笑)
そのWiFiルータがMVNOのSIMに対応していれば、WiFiルータにMVNOのSIMをさしてiPhoneとWiFiで接続すればネット接続できるわけです。
もちろんルータを持っていればiPhoneだけでなくAndroid端末やPC、ゲーム機なども接続することができます。
WiFiルータもたくさんの種類がありますが、速度を気にしないのであれば、amazonあたりで「WiFiルータ 白ロム」なんてキーワードで検索すればすでに数千円で購入できるようになっています。
ただ、WiFiルータを使用する場合、2台持ちにWiFiルータが加わって、3台持ちになってしまうのですが。
ただし、スマホでもWiFiルータでも、選択するMVNOのSIMがその端末に対応しているかを確認することが必須です
白ロムを購入してMVNOを契約
ご主人や家族が使っていたスマホをお下がりでもらったりできて、なおかつその端末がMVNOが使用できるタイプであったなら、話は簡単。MVNOの契約をして即モバイル利用開始、となりますよね。
でもスマホの端末が手元にない。それで2台持ちをしようと思っても、じゃスマホはどこで買う?
ということになりますが、MVNOのSIMを契約するのであれば、スマホの端末の方は白ロムで購入するのが安く済んだりします。
欲しい端末が決まっているのであれば、今までの携帯の契約をそのままにして、amazonなどで白ロムで端末を購入→MVNOのSIMを契約→SIMを挿して使用
という流れが一番お金がかからないかもしれません。
最近はブックオフ等でも中古のスマホを白ロムで販売していたりしますね。
iPhoneもソフトバンクやauで購入せず、白ロムでSIMフリー版というものを購入すれば実はWiFiルータを使用しなくても使えるのですが、それはちょっと上級者向けな使い方かもしれません。
最近はスマホ端末とSIMをセットにした2台持ち用のおすすめセットなんてものもBIGLOBEから出ていますね
金額や端末の好みが合うのであれば、こういうセットもサポートなどを考えると安心かもしれません。
今回は我が家の使い方を例にして「2台持ち」をご紹介しましたが、
たとえばネット接続するのは家族で自分だけという場合は
接続のデータ量に制限のない「WiMAX」をWiFiルータで使い、光回線などは解約してしまい、WiMAXでスマホもiPadもPCもネットに接続するという節約方法もあります。
もちろん安く済むことは主婦にとってとても大事ですが
あとは
お住まいの地域でどの程度その回線がつながるか
持ち歩く端末サイズや重さの許容量
通信速度
端末の好み(iPhoneにするかAndroidにするかとか)
故障の時とかを考えると少し高くても携帯会社で契約しておきたい
という人もいるでしょう。
使い方、払える金額、持ち歩けるサイズなどは本当に人それぞれだと思います。
特に通信会社のエリアは重要で、地図上ではエリアに該当していても、契約した後に自宅で「圏外」が表示されちゃったら、目も当てられない事態に陥ってしまいます。
2年縛りなどで新しい通信会社と契約する際は知り合いでその回線を使っている人を探して、あなたの自宅やよく行く場所(つまりモバイルで利用する可能性のある場所)できちんと電波が届くかを確認しておくことも必要かもしれません。
スマホを選択する際には、安くする方法もあるんだということを理解した上でご自分の生活スタイルにあったものを賢く選択していきたいですね。