活動レポート | 2012年06月20日 | 6,777 views | Posted by vochkun
6月16日(土)に中村橋福祉ケアセンターにてスマートAT研究会主催「障害のある子どものためのiPad勉強会」がおこなわれました。
当日は10組22名のご家族・支援者の皆さまにご参加いただきました。ありがとうございました。
今回は障害の種別を限定せずに参加者を募集しましたが、ほとんどの参加者が知的障害・発達障害がある子どもの保護者もしくは支援者だったため、下記のようなプログラムで講義とワークショップをおこないました。
〜 前半:講義 〜
1) 10分で覚えるスマートフォン基礎講座
2) iPadを使った支援について
〜 後半:ワークショップ 〜
3) じっさいにさわってみよう
4) みんなで知育ゲーム大会
5) うごく絵本の読み聞かせコーナー
6) 学習&生活支援アプリをつかってみよう
7) 本日のまとめ
スライドは以前こちらで公開したものを若干修正して使用しました。
親子を対象としたセミナーをおこなうのは今回で4回目になります。子どもと大人のどちらにも満足してもらうにはどうしたら良いか、まだまだ模索をしている段階ですが、いくつか気を付けたいポイントが見えてきたので、それについて書こうと思います。
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スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年05月31日 | 11,260 views | Posted by vochkun
東京都自閉症協会主催セミナー(5月19日@こどもの城)の参加報告のつづきです。前回の記事はこちら。
プログラムの後半は、東京大学先端科学技術研究センターの近藤武夫さんによるワークショップ「iPadを体験してみよう」がおこなわれました。
私の参加したグループでは「iPadをさわるのは初めて」という保護者の方がほとんどでしたが、みなさん、特に説明を受けなくてもカメラを使った写真撮影や動画撮影などを使いこなしていました。
子どもからシニアまで誰でも直感的に使えるのがiPadの素晴らしいところですよね。ちなみに、近藤さん曰く「大人はおっかなびっくりなので、子どもたちの方が飲み込みが早い」とのこと(笑)
ワークショップでは、発達に遅れのある子どもの学習支援や生活支援に使えそうなアプリがたくさん紹介されました。以下、そのまとめです。
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子育て/療育情報 | 2012年05月26日 | 14,839 views | Posted by vochkun
5月19日にこどもの城でおこなわれた東京都自閉症協会主催のセミナーに参加してきました。
前半のプログラムは、東大先端研の中邑賢龍氏による講演「ICT時代の自閉症の教育・生活とは?」、後半は同じく東大先端研の近藤武夫氏によるワークショップ「iPadを体験してみよう」がおこなわれました。
とても刺激的で素晴らしい内容のセミナーでしたので、そこで私が学んだこと・感じたことを何回かに分けてブログにまとめていきたいと思います。
皆さんは南アフリカの陸上選手オスカー・ピストリウス選手をご存知でしょうか? 中邑さんの講演の中でよく紹介される人物です。
両足にカーボン製の高性能義足を装着したスプリンターで、100mの自己ベストは10秒91とのこと。得意種目の400mではオリンピックの標準記録をクリアしており、もしかしたらロンドンオリンピックに出場してくるかもしれませんね。
オスカー選手のオリンピック出場をめぐっては、カーボン製の義足の推進力が問題となり、国際陸上競技連盟(IAAF)が「オリンピックへの出場は認められない」との裁定を下すも、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が一転してその判断を覆すなど、世界中で大きな議論が巻き起こっています。
皆さんはオスカー選手のオリンピック出場はアリだと思いますか? それともパラリンピックに出場すべきでしょうか? もし仮に現状はOKだとしても、将来的に義足の性能が上がってきたらどうでしょうか?
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スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年05月07日 | 29,674 views | Posted by vochkun
お仕事のスケジュールをアプリやクラウドで管理している方は多いと思いますが、お子さんのスケジュール管理にも活用してみてはいかがでしょうか。
スケジュールの「見える化」をおこなうことで、将来の行動に対する見通しが立ちやすくなり、目標に向かってお子さん自身が頑張れるようになります。
また、自閉症など発達障害がある子どもの場合、スケジュールに対して強いこだわりがあり、予定が分からないと不安になったり、急な予定変更に対応できないこともありますが、視覚的にスケジュールを伝えてあげることで、落ち着いて行動ができるようになる場合があります。
子どものためのスケジュール・TODO管理アプリ3選
ビジネス向けのスケジューラーアプリはたくさんありますが、子ども向けのものは意外に少ないです。その中から私の独断と偏見でピックアップしたオススメアプリをご紹介します。
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スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年04月10日 | 11,947 views | Posted by vochkun
今日はLearning Touch社が開発した「FirstWords」という知育アプリの紹介です。このアプリは未就学前の小さなお子さんを対象とした知育パズルゲームです。
パズルの内容はとてもシンプルです!
ステージが始まると、画面にキャラクタとバラバラになった文字が登場します。
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子育て/療育情報 | 2012年04月05日 | 10,227 views | Posted by harnya
はーにゃです。
今回は書籍のご紹介です。
発達障害や自閉症に関する書籍を数多く出されている井上雅彦さんが書かれた
-自閉症の子どものためのABA基本プログラム3-
『家庭で無理なく楽しくできる生活・自立課題36』
という本です。
家庭で無理なく楽しくできる生活・自立課題36 (学研のヒューマンケアブックス)
この本、発達が心配なお子さんをもつ保護者の方や支援者の方に、かなりオススメな内容になっています。
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スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年03月12日 | 12,252 views | Posted by vochkun
2月25日にBe wiz You(ビジュー)さんと共同で「発達が心配なお子さんのためのiPhone/iPad講座」を目黒区で開催しました。高機能自閉症およびアスペルガー症候群のお子さんを含む19名の親子/支援者の方にご参加いただきました。
また、3月10日にはNPOクローバーさんと共同で「iPhone/iPadを使った知育&支援アプリ親子学習会」を横浜でおこないました。こちらは8家族19名の親子にご参加いただきました。
今回初めてiPadに触るというお子さんもいましたが、夢中になって知育アプリで遊んでいる姿が印象的でした。途中からは私が説明するよりも先に、どんどん自分で考えながらアレコレ触って楽しんでいるという感じで、改めてiPadの直感的な操作性と子供ウケの良さを実感しました。
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スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年02月10日 | 23,774 views | Posted by vochkun
「子ども静かにタイマー」は、ただのタイマーアプリではありません。騒ぎがちで物事に集中することが困難なお子さんのための育児支援アプリです。
小さなお子さんをお持ちのパパさん・ママさんは日頃こんな困った経験はありませんか?
- 家で宿題をしているとき、落ち着かず騒いでばかりで勉強に集中してくれない。
- 電車やレストランなど公共の場で騒ぐので、つい大きな声で叱ってしまった。
そんなとき「子ども静かにタイマー」を使えば、静かに集中することを親子で楽しくトレーニングできます。
★★★ おかげさまでApp StoreのiPad有料メディカル部門で第1位になりました!(2012年2月6日〜、2月24日〜)
★★★ 毎日新聞(全国版朝刊)で紹介されました(2012年10月12日)→ 記事アーカイブ
★★★ 「Tap App(タップ*アップ) Awards 2013」で優秀賞を受賞しました(2013年3月18日)→ 受賞作品一覧
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スマホ活用術/アプリ紹介 | 2012年01月31日 | 19,578 views | Posted by vochkun
1月28日に品川にある明蓬館高校にて「iPhone/iPadを使った中高生のための特別支援アプリ研修会」を開催しました。
今回の勉強会には全部で13名の方にご参加いただきました。中には親子3人で参加してくれたご家族の姿もあり、iPadの活用法について熱心に聞いてくれていました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
プログラムの前半は、私の方から「IT支援の基礎知識」についてのお話をしました。そして、後半のワークショップでは、私の方で用意したiPhone/iPadアプリに実際に触れてもらう機会としました。
中学生・高校生向けのアプリといえば、試験対策や受験対策用のアプリが思い浮かびますが、今回は「学ぶことの楽しさ」を感じてもらえるようなアプリを選びました。
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活動レポート | 2012年01月23日 | 15,248 views | Posted by vochkun
1月21日に東京大学先端科学技術研究センターにて開催された「魔法のふでばこプロジェクト成果報告会 〜 タブレットPCを用いた未来の特別支援教育を考える」に参加してきました。
「魔法のふでばこプロジェクト」とは、iPadを活用して障害がある子どもの学習支援をおこなうことを目的に、東大先端研とソフトバンクグループが開始した協同プロジェクトで、これまでに全国の特別支援学校34校にiPadの無償貸し出しをおこない、教育現場での活用事例を研究してきたものです。
中邑教授「教育のイノベーションで新しい社会を創る」
報告会の冒頭、東大先端研の中邑賢龍教授による基調講演がおこなわれ、これからの特別支援教育と支援技術の在り方について語られました。
その中で中邑教授は「支援技術(Assistive Technology)を使うことで、障害のある子どもたちが積極的に社会参加する未来がくる。そいういった人たちといっしょに新しい社会をデザインすることで、素晴らしい世の中になる」と語っていたのが印象的でした。
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